もちろん就職できます。資格取得のご意向の有無にかかわらず、わたしたちが求めているのは会計事務所の仕事にご興味を抱き長く働いてくださる方です。もちろん、資格取得にご興味のある方にも、今後どのような日常の仕事と並行して資格取得に向けてのステップを描けるか等についてもアドバイスしております。

未経験者の方にはまず座学のマナー講座や仕事の基本講座をはじめとして、経理実務講座を受講していただき、経理とはなにかを学んでいただきます。その後法人税、消費税、所得税の申告書の作成講座を受講していただきます。そして実際に会計ソフトへ仕訳を入力し、試算表を作成してもらいます。平行して、先輩の指示の下、領収書や請求書のチェックや、先輩に同行してお客様での作業のサポートを行っていただきます。全体での研修は毎週月曜日に社内研修を実施しており、『税務通信』という業界紙の読み合わせとテーマに沿った実務講座を受講するといった研修制度も整備しています。

税理士業務を対応する部署をわたしたちは「監査部」とよんでいます。監査部は大きくチームが二つに分かれています。チームによって特徴がありますが、大きな特徴としては、経験年数が浅いスタッフが中心のチームと、すでに一人前として一人でお客様対応できるスタッフが中心のチームとなります。それぞれのチームは毎週1回ミーティングを実施しており、スタッフが抱えているタスクや期限の管理、確認、個別のお客様からの相談内容の共有等をおこなっています。基本的にはお客様1社毎に担当者が1名となりますが、所属チームのマネージャーや先輩、ときには代表のサポートがあり、組織としてお客様の対応をしています。

経験年数でいうと5年目くらいまでは年商2億円程度の規模の法人を中心に担当していただくことになります。この頃には通常業務であれば、マネージャーや先輩のフォローがなくても一人で対応できるレベルになっています。 5年以上の経験があれば、徐々に規模が大きいお客様、特殊税務の相談対応等があるお客様の担当をしていただき、より経験を積むこととなります。 実務経験10年以上を目安にチームのマネージャーとして活躍するフィールドも用意されています。